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大鰐温泉モヤシ
大鰐町の特産のひとつに、町民だれもが「温泉モヤシ」を挙げます。今でこそ様々な野菜をいつでも手に入れることができますが、昔は、冬場の野菜の確保は容易な事ではありませんでした。
まして新鮮なものとなると無理に等しく、温泉熱で育てられる大鰐のモヤシは、冬期間の重要な栄養源でした。温泉モヤシの始まりは古く、津軽三代藩主義信が、大鰐に湯治するときには、必ず献上したとされています。寛文四年(1664)には「大鰐菜園所」より「七種」(春の七草)の中に大豆もやしの上納が義務づけられていた、との記録も残されており、少なくとも三百年以上の歴史があると考えられます。

大鰐もやしそば
「大鰐温泉もやし」で有名なのが「温泉もやしラーメン」をよく耳にいたしますが、密かにブレイク寸前なのが「大鰐もやしそば」です!!
右記の写真ではわかりにくいですが、葱の下にはたっぷりの「大鰐温泉もやし」がのっております。
「大鰐温泉もやし」のシャキシャキ感とコシがありつるっとしている「韃靼そば」の絶妙な食感をお楽しみください。
11月下旬から3月いっぱいまで、大鰐地域交流センター・湯の駅「鰐come」内お食事処「花りんご」にて食べることができます。
お問い合せ
大鰐地域交流センター・湯の駅「鰐come」
青森県南津軽郡大鰐町大字大鰐字川辺11-11(JR大鰐温泉駅前)
TEL0172-49-1126 FAX0172-47-5166
http://www.town.owani.aomori.jp/wanicome/
※大鰐温泉もやしが入荷しない場合がございますので、あらかじめ確認してからのご来館をお勧めいたします。

津軽の麺
全国的にはまだまだメジャーではないですが、津軽にも特徴のある麺類があります。
津軽の人々のように一見素朴に見えますが、しっかりとした個性のあるその名も「津軽そば」「津軽ラーメン」です。
又、夏に消費量が多い「ざる中華」(ざるそばの麺がラーメンになっているもの)は、津軽が発祥といわれています。
津軽へお越しの際に食したり、おみやげにしてみてはいかがでしょうか。



津軽そば
通常おそばの原料はそば粉のほかにつなぎに小麦粉が使われますが、津軽そばは、つなぎに生大豆の粉や大豆汁を使います。生そばの状態で夏は一晩、冬は二晩ほど冷暗所で寝かしてから茹であげます。独特のコシの強さと大豆のほのかな甘みが特徴で普通は焼干しや煮干しのだし汁でかけそばにして食べます。江戸時代からの屋台そばがルーツといわれています。手間がかかる製法のため戦後作り手が少なくなりましたが、近年は「幻の津軽そば研究会」が発足されたり、津軽そばを提供する店舗も増えてきています。
津軽ラーメン
津軽ラーメンは、津軽そばからの影響を受けた焼干しや煮干しを使った醤油味のスープを応用した和風味で、細ちぢれ麺をあわせるのが最大の特徴です。トッピングは、ねぎ、チャーシュー、メンマ(シナチク)、輪切りの棒麩などがポピュラーで、チャーシューは端に脂がついたロースの厚切りが多いのが特徴です。焼干しや煮干しのスープに豚骨や鶏がらなどのスープを合わせて個性を出し支持されている店舗もある反面、豚骨や鶏がらなどを使用しない店舗も根強く支持されています。いずれにしても魚中心のスープには独特の酸味があり、県外の方の中には不得意な方も結構いらっしゃるかと思いますが、津軽の人々は小さい頃から慣れ親しんでおり不得意な人は殆どいない一つの食文化になっています。

ごっこ
「ごっこ」とは、津軽西海岸で冬に獲れるおいしい魚で、正式には「ホテイウオ」といいます。旬は1月から2月上旬で、この時期しか獲れません。何故かというと普段は深海に棲んでいて、この時期だけ産卵のために浅瀬の岩礁地にやってくるためです。
体は丸く、ぷよぷよとしていておなかに吸盤が付いています。体つきからも泳ぐのがあまり得意ではないようで、海底で潮に流されないように岩に吸い付きます。


ごっこ鍋


子あえ


ごっこステーキ
食べ方は、味噌仕立ての“ごっこ鍋”や酢味噌をつけて食べる“べっこう”、魚卵と人参と岩のりを混ぜた“子あえ”が主な料理です。その他、ステーキやから揚げでもおいしく食べられます。身はほとんどがゼラチン質で、最近ではお肌に良いとされています。しかし、県内でも“ごっこ”は西海岸の深浦地区でしか食べられていないようです。もったいないですよね。

トゲクリガニ
トゲクリガニはむつ湾内に非常に多く生息し、春、桜の咲く頃に旬を迎えるため、津軽では「桜ガニ」「花見ガニ」とも呼ばれ、津軽のお花見には欠かせない食材です。
毛ガニよりも小ぶりで甘く、繊細な身ですが、濃厚な味わいの蟹味噌とメスの卵(内子)が絶品で毛ガニ以上との声もあがっています。
「津軽の地酒」と「トゲクリガニ」青森のお花見はこれがないと始まりません。